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ビジネスで役に立つ上手な花の贈り方

日本情報マート

2017.12.25

 顧客や取引先への贈り物として、「花」を思い浮かべる人は多いでしょう。花には配慮したほうがよいマナーが多く、価格も比較的高価ですが、あえて花を贈ることで相手の印象に残りやすくなります。ビジネスを円滑に進めるためのコミュニケーションの一環として、上手な花の贈り方を紹介します。

1 4つのポイントで押さえるマナー

 多くの企業が下期を迎える10月は、人事異動や新規開店が相次ぎます。このタイミングで、相手の好みを踏まえた花を選び、マナーを守って届けることができれば、相手は「自分のことを大切に思い、これだけの手間をかけてくれた」と好感を抱いてくれるでしょう。また、お見舞いやお悔やみの場合、失礼のないようにこちらの気持ちを伝えたいものです。

 以降では、以下の4つのポイントを踏まえたシーン別の花の贈り方を紹介します。

お花を贈る際の迷いがちなポイントを、贈る相手、贈るタイミング、花の種類、予算のポイントに分けて説明した画像です

2 開業・開店祝い、移転祝いなど

1)どこへ届けるのか?

 通常は、相手のオフィスや店舗に届けます。ただし、開業・開店レセプション、竣工式、創立記念パーティーなどが行われる場合は、会場に花を届けることもあります。オフィスや店舗のスペースの関係で、花を受け取らないようにしている企業もあるので、事前に確認しておきましょう。

2)いつ届けるのか?

 花を届ける時期の目安は次の通りです。いずれの場合も、開業・開店日や移転日などを必ず確認しておきましょう。花を受け取れる人がいる日時に届けるのがポイントです。

  • 開業・開店祝い:開業・開店日の1週間前~当日
  • 移転祝い:移転から2週間以内
  • 竣工祝い:完成日前日が望ましいが、移転を伴う場合は移転から1~2週間後
  • 創立記念日:式典などがない場合は記念日の1週間前~当日
  • 開業・開店レセプション、竣工式、創立記念パーティー:開催日前日または当日

3)どんな花か?

 開業・開店や移転などの場合、相手は準備で忙しいため、飾り付けや水やりなどの手間が少ない花を贈るとよいでしょう。花の色は、相手のコーポレートカラーなどに合うものを選ぶのが一般的です。ただし、赤など火(火事)を連想させる色の花はタブーとされています。

 また、実際に花がどこに飾られるかを想定すると、種類を絞り込みやすくなります。相手のオフィス、店舗の広さなどにもよるため一概には言えませんが、選び方の例としては、次のようなものがあります。

  • カウンターやテーブル: 胡蝶蘭(こちょうらん)、アレンジメントフラワーなど
  • オフィスや店舗の通路、コーナー:そのまま床に置ける観葉植物など
  • 道路に面した1階入り口、会場ホールの廊下:スタンド花など

4)予算は?

 花を贈る際の予算の目安は次の通りです。ただし、実際の予算は相手との関係性などによって変化します(以降、予算の記述において同様)。

  • 開業・開店祝い:1万~5万円
  • 移転祝い:5千~3万円
  • 竣工祝い:1万~5万円
  • 創立記念日:1万~5万円

3 送別会など

1)どこへ届けるのか?

 相手のオフィスや自宅に花を届ける場合もありますが、送別会などに招待されているときは、持参して直接本人に渡します。自宅に届ける場合は、異動で引っ越しする場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

2)いつ届けるのか?

 花を届ける時期の目安は次の通りです。

  • 栄転・就任祝い:正式に辞令が出たことを確認した後、仏滅を避けて1週間以内
  • 退職祝い:退職日の直前、送別会がある場合はその当日

3)どんな花か?

 花束やアレンジメントフラワーを贈るのが一般的で、種類は相手の好みに合わせます。事前に好みの色などを聞いておくか、日ごろ身に着けている装飾品などを参考にするとよいでしょう。

 オフィスに届けたり、送別会に持参したりする場合は、相手は自宅に花を持ち帰ることになります。帰宅中に邪魔になったり、目立ちすぎたりしない花を選び、形が崩れにくいラッピングを施すようにします。自宅に花を届ける場合は、花束やアレンジメントフラワーの他に鉢物などを贈ることもあります。ただし、マンションなどはスペースが限られているため、大きい花は避けたほうが無難です。

4)予算は?

 花を贈る際の予算の目安は次の通りです。

  • 栄転・就任祝い:2万~5万円
  • 退職祝い:5千~1万5千円

4 ビジネスでつながりのある人へのお見舞い

1)どこへ届けるのか?

 お見舞いの相手が入院している病院に持参します。ただし、感染症予防対策で花の持ち込みを禁止しているところもあるので、注意しましょう。

2)いつ届けるのか?

 入院直後や手術前後は避けましょう。病状が落ち着き、回復に向かい始めた頃に持参するのが理想的です。

3)どんな花か?

 病室はスペースが限られているため、小さめの花を選びます。また、水やりの手間が少ないアレンジメントフラワーなどを選ぶとよいでしょう。ちなみに、次のような花は一般的にタブーとされていますが、お見舞いの相手が特に好きな花であれば問題はありません(相手との親密度合いによります)。

  • 鉢植え:根があり、「根付く」=「寝付く」を連想させるため
  • 輪菊と小菊:葬儀・お供えに使われる花であるため
  • 白やブルーの花:葬儀・お供えに使われる花の色であるため
  • 赤い花:血の色を連想させるため
  • 下向きの花:頭が落ちていることから、「首が落ちる」を連想させるため
  • 散りやすい、またはひと息に散る花:「命が散る」を連想させるため
  • 香りの強い花:患者の気分が悪くなることがあるため

4)予算は?

 花を贈る際の予算の目安は、5千~1万5千円です。

5 ビジネスでつながりのある人へのお悔やみ

1)どこへ届けるのか?

 一般的な仏式であれば、通夜・告別式の場合は斎場に届け、初七日から四十九日、四十九日を過ぎてからの法事や命日では基本的に自宅に持参します。

2)いつ届けるのか?

 花を届ける時期の目安は次の通りです。

  • 通夜・告別式:開催時刻の約2時間前(告別式の場合、通夜と同じ斎場であれば通夜に届ける)
  • 初七日から四十九日:特に決まりはないが、ご家族が落ち着いてから
  • 四十九日を過ぎてからの法事や命日:法事や命日の前日まで

3)どんな花か?

 お悔やみの際は、次のような花が望ましいとされています。

  • 通夜・告別式:原則持参はしない(不幸を待っていたと思われるため)。斎場に届ける場合はスタンド花か花輪(斎場の指示に従う)
  • 初七日から四十九日:アレンジメントフラワーなど
  • 四十九日を過ぎてからの法事や命日:アレンジメントフラワーなど(ご家族と親しい場合は、仏壇や墓前に供えられる花束も可)

 四十九日までは、トゲのあるバラを避け、白一色の花を贈り、四十九日を過ぎてからは時間の経過に応じて淡い色の花も入れていくのが一般的です。近年は斎場をバラで彩る「バラ葬」など、タブーに関係なく本人が好きだった花を贈るケースも増えていますが、亡くなられた相手のご家族と特別に親しい関係でなければ、マナーを守るのが基本です。

4)予算は?

 花を贈る際の予算の目安は、1万~3万円です。

以上

※上記内容は、本文中に特別な断りがない限り、2017年12月25日時点のものであり、将来変更される可能性があります。

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執筆:日本情報マート

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