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3時間も連続飛行できる新型ドローンの正体

日刊工業新聞

2019.03.01

 エアロジーラボ(大阪府箕面市、谷紳一社長、072・722・3350)は、ガソリンエンジンを利用し長時間飛行が可能な飛行ロボット(ドローン)「エアロ・レンジII」を開発、受注を始めた。同機は連続で最大3時間、100キロメートルの飛行が可能。ドローンの多くはバッテリー電源を使い最大40―60分の連続飛行にとどまる。ドローンを使った商用配送の進展に貢献できるとみる。

 エアロ・レンジIIは、4本のアームと8個のプロペラを持つ機体幅1メートル超の大型ドローン。最大15キログラムの荷物を積載できる。内蔵の小型ガソリン発電機が発電した電力でモーター駆動する。容量4リットルの燃料が切れた場合も、予備バッテリー電源を搭載し短時間、飛行を継続する。本体の消費税抜きの価格は450万円。バッテリー式ドローンと操作が異なるため、専門の訓練用プログラムを用意した。

 4月以降に、エアロジーラボのドローンを複数の企業・団体でシェアするサービスを始める。空撮や測量などドローンは特定目的で用いられることが多く稼働率が低いことが課題だった。導入コストやメンテナンスの手間など課題をシェアサービスで解決する考え。

 エアロジーラボは国土交通省が2018年12月に岡山県和気町で実施したドローンの荷物配送実証試験を行い、2往復40キロメートルの連続飛行に成功するなど実績を積んでいる。同社の谷社長は、近畿経済産業局が音頭をとる、水素エンジン利用の有人ドローンの開発に向けた準備組織の委員長も務める。

日刊工業新聞2019年2月27日



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